ご報告(供血犬のあについて)
突然のご報告となり、ビックリさせてしまいますが、2021年10月18日
我が家の三男坊0歳10ヶ月の 【のあちゃん】がある病気の診断を受けました。
検査の結果、赤芽球癆(せきがきゅうろう)と言う血液の病気。
この病気は、赤血球になる元の細胞が急に減る、または消失してしまう病気です。
このような血液の病気は進行がとても早く、1.2週間で亡くなってしまうこともあり、
また治療しても安定するまでに半年はかかります。
のあちゃんは現在治療中です。しんどいこともありますが立ち止まらず前を向いて
この強い強い敵に立ち向かって日々頑張っています。
そして、この病気をブログで公表しようと思ったのには、理由があります。
ひとつは、同じような病気になっている動物のオーナー様は日々不安や心配でいっぱいだと思います。
のあちゃんの治療の様子を発信することで、同じ病気になっているワンちゃんが他にもいることを知り、
少しでも気持ちが楽になり、参考になればと思いました。
もうひとつは、当院は血液外来があり、同じように血液の病気を患っている患者様が多くいらっしゃいます。
先ほどにも書いたとおり、血液の病気は常に死と隣り合わせです。
血液の病気は多くが貧血を起こし、それが重度になると輸血が必要です。
しかし、輸血が出来る病院はそう多くありません。悩んだり迷ったりして色々調べる中で、
このブログを見つけ、何か力になれることがあれば。と思いました。
そして多くの方に輸血犬の存在を知っていただけたらと思います。
今後はのあちゃんの日々の様子を載せていこうと思います。
のあちゃんの闘病生活を応援して頂けると嬉しいです。