手術・入院について
当院では、できる限り動物の負担が少ない手術と麻酔を行っております。
また、オーナー様に安心してお預けいただける入院管理を心掛けております。
手術について
手術は緊急でないもの以外は通常、予約制となっております。
手術当日の朝にお預けいただき、麻酔をかけるにあたって必要な検査(血液検査およびレントゲン検査)や血管のライン確保(留置)、点滴などの必要な処置を手術前に行っております。
麻酔管理はより安全で負担の少ない麻酔を行うために、それぞれの動物に応じた麻酔薬の選択をし、手術中は気管に直接チューブを入れ(気管挿管)呼吸を管理しております。
また術中及び術後の動物の痛みをできる限り減らすための適切な鎮痛管理や、傷口をなるべく小さくし動物に負担の少ない手術を心掛けることで、術後の早期回復に繋げております。
手術の流れ
- 病院にて予約
- 手術当日は午前10時30分までに来院
- お預かりし血液・レントゲン検査
※手術可能か最終判断 - 休診時間中(昼)に手術
- 術後は酸素と温度管理が可能なICUにて入院管理
- お迎え
当院の手術実績
避妊・去勢、子宮蓄膿症、帝王切開、各種腫瘍切除、肺葉切除、胆嚢粘液嚢腫、門脈体循環シャント、骨折、鼠径ヘルニア、椎間板ヘルニア、会陰ヘルニア、断脚、膝蓋骨脱臼、シリコン義眼挿入、脾臓摘出
入院について
当院では治療を行っていくうえでオーナー様はもちろん、動物の協力が必要不可欠であると考えております。
そのため少しでも動物のストレスを取り除けるよう、それぞれの動物に合わせた看護を行っています。また可能な限り面会に来ていただくなど、オーナー様と動物の気持ちを最優先に考えた治療と看護を心掛けております。
入院中の管理体制としては、入院管理表の記録、顔写真入りの名札、各入院動物専用ホワイトボードの設置などを行うことでスタッフ間での情報共有の徹底を行い、医療事故の撲滅に努めております。
またオーナー様に入院管理表をお渡しする事で、見えないところを“見える化”し、動物の状態の変化、治療内容などを細かくお伝えできるよう心掛けております。
入院施設について
術後や重症の入院動物については、状態の変化にいち早く気付いて対応できるよう、診察室内に設置してあるICUの犬舎にて入院管理を行っております。
また猫ちゃんや怖がりのワンちゃんにつきましても、同様の犬舎でなるべくストレスがかからないよう配慮しております。
夜間の対応について
夜間の対応につきましては、状態が落ち着いていると判断した場合はスタッフが自宅から院内カメラにて状態を随時確認し、何かあった時もすぐに対応しております。
病状が重篤な場合には、獣医師が泊まりで対応できるようにしております。
ご面会について
診察時間内の面会はいつでも可能です。
診察時間外の面会に関してはご相談ください。
ご都合等で面会に来られない時は、こちらから経過報告のお電話をさせて頂きます。