【院長ブログ】セカンドオピニオンについて僕が思うこと➀
最近はセカンドオピニオンを謳っている動物病院も増えてきました。
当院は開院当初から、セカンドオピニオンに力を入れており、
多くの患者さんがセカンドオピニオンの為に来院いただいてます。
今回は僕が思うセカンドオピニオンについて、書いてみようと思います。
当院は開院当初から、ほぼ全ての病気を自分たちで治療するようにしてきました。
自分たちで全ての治療をするということは、一見当たり前の様ですが、
複雑な検査や治療は大きな病院などに紹介される病院も多くあります。
それに対して当院では、整形や腫瘍といった外科はもちろんの事、
内科についてもほぼ全てを自分たちの責任で治療することを心掛けてきました。
全責任を持って、全ての病気と向き合うことは、言葉では簡単で、聞こえの良いことのように
思われるかもしれませんが、本当のところはストレスとの戦いの日々です。
手術も多くの症例は術後も順調な経過をたどってくれますが、
時には不幸な結果や思うような成果が得られないこともあります。
これはもちろん内科についてもいえることで、必死で治療に取り組んでも、亡くなってしまう子もいます。
その時は、やはりオーナー様に対して申し訳ないと思いますし、精神的にも落ち込んでしまいます。
我々はスーパーマンではないので、全ての病気に勝てるわけではありません。
それでも我々は戦い続けようと思っています。私たちを信じて頼ってくださる患者さんがおられる以上、
我々はチャレンジし続けようと思ってやってきましたし、これからもその思いは変わりません。
この様な絶え間ない挑戦の先にこそ、本物のセカンドオピニオンがあると考えています。
長くなってしまうので次に続きます、、、。