クレアブログ

【院長ブログ】寒い・・・

急に寒くなってきましたが、皆さん体調を崩されていませんでしょうか?

当院のスタッフはみんな元気でやっています。
何とかは風邪をひかないそうなので、僕も含めてうちのスタッフは何とかなのかもしれませんね(笑)。

さて、本日のテーマは、毛刈りについてです。

急に何のことかと思われたかもしれませんね。
実は先日、メールで次のような問い合わせがありました。
要約すると、他院での手術前の血液検査で腕と首の毛を刈られた上に何度も場所を変えて採血され、
手術が少し不安になっているとのことでした。
当院は、採血や留置(手術や入院のために、血管にチューブを入れること)の為に
毛を刈るということが無いため、あまりそのような事象を気にしたことがありませんでした。
そこで、この機会に当院の採血の方針についてお話しさせていただこうと思います。

まず、先ほども述べたように、当院では採血や留置で毛を刈ることはありません。
私の考え方として、避妊手術や去勢手術や歯科処置などで毛を刈ってしまうのは
見た目的に少し違和感があると思っています。
勿論手術する場所は、毛を刈らないといけませんが、
採血や留置の為によく目立つ場所(手足や首)の毛を刈ることに、僕は非常に抵抗があります。

我々は美しい仕事をしたいと思おり、なるべくなら見た目が悪くなる無駄な毛刈りは避けるべきだと考えています。

そして採血する場所に関しては、首の血管を使うことが多いです。
理由はもし入院や手術となった時に、足や手の血管は留置に必要だからです。

犬や猫の血管に注射や点滴を流すためには、4本の足の血管が最も一般的に使える血管です。
この4本の血管を大切に残しておくことが、いざというときに重要になります。

そこで首の血管から採血することが多いのです。
因みに血管は採血に使うとその後少しの間同じ場所で採血できないので、
なるべく血管は温存すべきなのです。一方、首の血管はほぼ無限に採血できますし、
実は足や手に比べて痛みが少ないと言われています。

ネコは押さえつけられるのが苦手な子が多いので、首の採血は難しく、足の内側の血管を使うことが多いです。

この様な理由で、当院では特殊な場合を除いては、犬は首から、猫は足の内側から採血することにしています。

人によっては見た目はそんなに気にしなくていいのかもしれませんが、
僕はオーナー様にとって大切な家族であるペットが無駄に毛刈りされて可哀そうな見た目になることは、
今後も避けてあげたいと思っています。
できるだけ見た目も美しい治療ができるように今後も精進しようと思いました。

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