フィラリア症の予防について
こんにちは(。・ω・)ノ 暖かい日もあれば急に真冬のような日になったりと、なかなか気温が安定せず体調を崩しやすい季節ですね(´Д`)
さて、たまには動物病院らしくワンちゃんの病気についてお話させていただきます。
4月になり、暖かくなってくると蚊が出てきますね。
この蚊が媒介するのがフィラリア症という、心臓に寄生する虫による病気です。
フィラリアは蚊に媒介され、ワンちゃんの皮膚から筋肉に侵入します。筋肉で成長したフィラリアが血管に入り、心臓まで移動して、そこに寄生します。
毎年12月まで予防されている方も、もし予防がうまくいってなかった場合には、1月から4月の間に血管の中でフィラリアが増殖している可能性があります。この状態でフィラリアのお薬を飲ませてしまうと、血液中のフィラリアが大量に死んで血管を詰まらせてしまい、命に関わることもあります。
フィラリア予防を考えているみなさん、毎年4月にはフィラリアが寄生していないか血液検査で確認したうえで、お薬をあげてくださいね。