【院長ブログ】輸血の取材
皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?当院は供血犬を含めてみんな元気にしています。
動物病院はフィラリアやノミダニなどの予防、ワクチンなどが春に集中しますので、
業界的に3月後半から5月中旬までが忙しいという特徴があります。
ブログの更新が1カ月半も空いていた言い訳をしています(笑)。
バタバタしているうちに、結構暑くなってきたように思います。
今日も朝の通勤で太陽の光の強さを感じました。また通勤による日焼けで真っ黒になるシーズンがやってきました。
毎年よく聞かれますが、ゴルフもサーフィンもしないので、悲しいかな本当にただの通勤焼けです。
さて、今回の話題は、京都のある大学(名前を出していいのか分からないので)の学生さんが、
動物輸血についてのドキュメンタリーを撮影するとのことで当院に取材に来てくれた話です。
その学生さんの一人が飼っている猫ちゃんが、たまたま他の人のネコちゃんに供血(血をあげる)することになったらしく、
その経験から興味を持たれたそうです。その学生さんは若い子らしく、なかなか忖度の無い厳しい質問を投げかけてくれました。
私も忖度が嫌いですので、バシバシと本音で答えてしまいました。若いっていいですね。
忖度せずに本音で議論することって(今回は取材ですので一方的な意見を述べるだけでしたが、その意見に対しては湧いてきた疑問を率直にぶつけて来られました)
なかなかありませんし、新鮮であり楽しい時間でした。
彼らを見ていると、積極的な若い人材がいることにある種の安心感を抱きました。
新聞やニュースでは、ともすると一部のネガティブな若い人像が書かれやすいですが、
いつの時代(ちなみに私は最近話題の就職氷河期世代です)も元気な人はいますし、そんな若者に出会えるのは楽しい限りです。
私としても供血犬に対する認知が上がってくれることは嬉しいことですので、今回も喜んで取材をお引き受けしました。
彼らが今後活躍してくれることを切に祈っています。
また、我々は我々で地道に丁寧な獣医療を提供していきたいと心を新たにしました。
彼らに恥じない仕事をしていかなければと思いました。