【院長ブログ】大腿骨頭切除と僕のお話・・・
こんにちは、田中です。診察で皆様から優しいお気遣いの言葉をいただき、
ありがたい気持ちになります。その後胆石の痛みはなくなり、
いたって健康に暮らしております。診察では胆石発作をネタにしています。
とはいえ、胆嚢内には小さな石が複数個ありますので、
今後のことも考えて胆嚢摘出を行う予定でいます。
今のところ1月11日の日曜日に手術をしていただこうかと思っています。
1月12日は祝日ですので、皆様にご迷惑をかけることもありませんし、
その意味で気分が楽ですのでその日程に決めました。
当院は小さな動物病院ですが、緊急の病気の子も来てくれます。
輸血などは文字通り一刻を争うこともあります。動物の命を守っている自負がありますし、
なるべくなら皆さんにご迷惑をかけたくないというプライドもあります。
そこで1月11日に手術を行い、1月13日からは通常の診察を行う予定にしました。
とはいえ、おそらく1月13日は術部が痛いと思いますので、
椅子に座っての診察になると思いますが、よろしくお願いします。
さて今回の症例は、股関節を脱臼した6歳のポメラニアンの“おこめ”ちゃんのお話をしようと思います。
左の股関節が脱臼し、痛みが出て跛行したことから他の病院を受診され、
骨頭切除手術を行うことになりました。
ただCT検査で右側の足に問題を認めたことから手術は実施しないことになったとのことでした。
そこで、当院にセカンドオピニオンの診察に来てくれました。
診察時も左足が完全に挙上(全く使わないで上げている)していました。
右足の問題は軽度であり、このまま手術せずにいても跛行は改善しないと考えられたことから、
オーナー様と十分に相談した後、左足の大腿骨頭切除を行うことになりました。
手術は無事に終わり、きれいに骨頭が切除できました。
10日後の抜糸時にはある程度足を使ってくれるようになっていました。
先日の術後1カ月半の診察では、ほぼ普通に足を使ってくれるようになっていました。
うれしい限りです。これからも色々なリスクを抱えた病気と向き合うこともあると思いますが、
逃げずに向き合っていければと思っています。
そのためにも、逃げずに自分の胆嚢摘出を行おうと思っています。
とはいえ嫌ですね、手術受けるのって。
大切なペットちゃんの手術を任せるオーナーさんの気持ちが痛いほどわかる経験で、勉強になります。



