クレアブログ

のあが旅立つまでのお話

こんにちは、クレア動物病院の小原です。
思いのほか、沢山の方がこのブログを見てくださっていることを
のあちゃんをきっかけに、知り、嬉しいばかりです(#^^#)

そこでㇷと気づきました。のあちゃんの最後旅立つまでに
どんな道のりを経たのかブログでお伝えしていないことに、、、!
私がお伝えしていないばかりにすごく辛く苦しい最後だったのではないかと
思ってらっしゃる方もおり、本当に申し訳ございません。

文章や写真でお伝えするには少し伝わりづらいかもしれませんが、、

●旅立つ2日前(12月27日)弟の幸ちゃんとの仲良し2ショット

よぼよぼおじいちゃんのように歩くのあちゃんに毎日べったり寄り添う幸ちゃんでした。

●旅立つ1日半前(12月28日午前0時頃)るのちゃんのカットに付き合うのあちゃん

のあちゃんは基本的にずーっと隣にいて離れないタイプなので、診察終了後にるのちゃんのカットを
していたら部屋から出せ出せと吠えられたので仕方がなく一緒にカットすることに('ω')
しばらくは私の足元にずーっといてカットで動く度に困った顔で迷惑そうにしていました(笑)
最終的には監視される形で落ち着きました(*´Д`)平和な夜でした。

●旅立つ1日前(12月28日お昼)


この日は動画しか撮っていなく、動画を切り抜きました。
パンを焼いてトーストにしてあげたら、いい音慣らして食べていました。
この日の夜からほんの少しだけ食欲にムラが出始め、足の力が極端に弱くなり立ち上がるのに
時間がかかるようになりました。
少しだけ嫌な予感がしたので大慌てでお漏らししても汚れないようにオムツを買いに行き、
ついでに食欲落ちても食べれそうな物を物色しに仕事終わりにドンキに走りました。
きまって同じ時間に同じ写真や動画を撮っていたのですが、この日だけデータがありませんでした。
のあちゃんの変化を見てみぬふりをしたかったのか、目に焼き付けることに必死だったのか、、、。
この日の夜からのあちゃんも私もなんとなく、お別れがすぐそこまで来ていることを察していました。

そして、当日、、、。12月29日

朝のおしっこをしたっきり、立てない、介助しても立とうともしない、水を飲まない。
咳が出始め、後ろ足の浮腫が見られ、お腹には紫斑がでてきました。
のあの顔を見ながら、のあの為に何が良いのか必死に考えた数時間でした。

のあちゃんが病気と分かった時、もしもの状況が来た時にスタッフみんなが戸惑わず、
全員が納得できるようにとのあちゃんの最期をどうするか相談していました。
この病気の辛さを知っているからこそ、苦しむ前に安楽死で楽にさせてあげる。そのタイミングは、
「のあが自力で立つことが出来なくなったら」と決めていました。
それが12月29日。年内の診察最後の日にやってきました。
もうこれ以上皆を悩ませないように気を遣ってくれたのか、すべてのタイミングを見越したのか
のあが自分でこの日を選んだように感じました。

こうして、最期のタイミングは皆で決めた安楽死という形でよく頑張ったのあを
楽にさせてあげました。のあは最期のタイミングまで楽しく幸せに過ごせたと信じています。
穏やかな最期だということを皆様にお伝えして安心して頂けたらと思います(*´ω`)

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